乗り越え続けた強さを克服に使う

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京都 清水寺


乗り越え続けた強さを克服に使う


 アルコール依存症の親を持った子供には気苦労が耐えない。休日は平日以上に危険でストレスの強い日になる。アルコール依存症者にとって朝から公にアルコール漬けになっても許されると決めている日だ。前日には遊園地に出かける約束をしてあっても、彼らの家庭では一貫性がなく変更は日常的だ。子供たちは機能不全に陥った家族のシステムを生涯使い続ける自分のルールとして継承してしまう。


その特異なルールが目立たないのは、彼、彼女たちが、決して家族のことを外に出さないように学習してきたらからだ。彼、彼女らは外面を気にする。家中、物が散乱していてもこぎれいに自分をこぎれいに見せることに長けている。


それは心身がボロボロに傷ついていても、幸福そうな表情ができてしまうことを意味している。治療が必要な状態でも平然と元気そうに装う。



 こどもから大人へ・・・・世界が変わっても、仮面を持ち込んで使い続ける。唯一彼、彼女らに明るい希望を見いだすとしたら、その才能だ。どんなに過酷な状況も、ほとんどひとりで乗り越えて来た力に希望を見いだせる。その強さをアルコール依存症の闇を克服する力に使えるからだ。


苦しいだろうが、もう少し頑張り抜こう。今度は自分を自分自身から解放するために使うのだ。


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こどもの時代がなかった人

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京都 清水寺


こどもの時代がなかった人


人間には3つの心、「親の心」「大人の心」「子供の心」があります。
「親の心」には厳格な心と保護的な心、つまり父親的なもの、母親的なものがあります。「子供の心」にも従順な心と無邪気な心があります。これらの心は主に家庭で育まれていきます。


 健全な家族では5つの心が、一貫性のあるルールと仕組みのなかで育まれます。
一貫性のあるルールと仕組みがあるのは健全な家族の特長ですが、欠落している家族があります。アルコール依存症の人が存在する家族です。この種の家族に育てられた子供には、無邪気さの不足が目立ちます。


 彼女らは幼いときから、”子供”として過ごした時間が少ないので、無邪気な経験が失ってしまったのです。
同級生が学校から帰ったら遊びに行こうと誘います。しかし彼女にはもっと重要なことがあります。家に帰って点検して今夜の予定と気の持ち方を決めなければならないのです。


アルコールの瓶がどこにどんな状態で置いてあるのか、注目の人はしらふか、誰がいて、誰がいないのか、妹の世話をするのは誰か、夕飯の支度をするのは誰か。彼女は点検した上で、自分の行動と気持ちを決める必要があります。無邪気さを体験する代わりに親あるいは大人を体験します。自分に対して自ら厳格を要求し、対外的には嘘をつくことで自分を保護することを憶えます。


 彼女は混乱した部屋の扉を閉めて、こういいます。

  「万事順調、なにごとも起こっていない」


彼女は責任を全うしたことに安心します。いまなにが起こっているのか、すべてを把握することに忙しく、なにが起こっても上手に切り抜けるスキルを身に付けていきます。一緒に暮らす大人よりも、はるかに大人らしくふるまい、親よりも上右に保護します。


自分さえしっかりしていたら、アルコールの瓶は増えない。親は近づいても安心な存在でいてくれる。他者の責任まで自分の責任として受け止めて責任の領域は広範囲に及びます。


親が自分と本当のゲームをして遊んで、親が最後まで続けて親が勝ってくれるようなら最高に楽しい時間だ。もし、親が負ける、最後まで続けない時は、楽しくないだけでなく、すでに危険な渦に巻き込まれたことを意味する。


 こうして「こども」を体験しないまま成長した彼女は、成人しても、自分の責任範囲を超えて自分の責任だと考える習慣を手放しません。ほとんどの場合、手放す理由も、手放し方も分からないままだからです。

同僚が黙っていると自分の責任だと感じ、上司がしかめ面をしていると自分の責任だと感じ、赤ん坊が泣いていると自分の責任だと感じ、パートナーが会話を好まないと自分は見捨てられたと絶望します。


結婚する前に仲睦まじく交際した期間、それは彼女が少しばかりの無邪気が許された期間。パートナーがテレビに見入っている姿は自分をかまわずに酔いつぶれていた親とだぶります。絶望の足音を感じながらも、「たいしたことはない、私さえ黙っていたらきっとうまくいく」と自分の願望を抑えます。

泣きじゃくるこどもとふたりきりになったとき、冷やかな空気が部屋中に漂います。「私にはこどもであった記憶が一度もない」
いや、そう言える人はまだマシなのかも知れない。考えることもない人もいるのだから。

孤立感のなかでさらに自分にムチを打ちます。親として責任を果たさないと・・・・もっと頑張らないと・・・・この子が泣いているのは、私の責任だ。焦りと責任感に追いかけられる。まるで責任に指名手配されているように感じます。

 彼女がすることは、うまくいっているように見せることではなく、サポートを求めることです。助けてほしいとサインを分からないように出すのではなく、分かるように出すことです。


「万事順調、なにごとも起こっていない」ではなく、
「私は完璧じゃない、大丈夫じゃない、私には助けがいる」と伝えることです。
それが「自立」なのです。「なれる最高の自分になる」方法なのです。

 家庭ではもちろん、どんな職業をしていても、子供の心を持っていることは必要です。子供の心がないとさわやかなコミュニケーションができないので、相手に負担を与えてしまいます。

人は死ぬまで、「親の心」「大人の心」「子供の心」を持ち続けるものなのです。
いまからでも、無所気なことを、童心に返ることを、アサーティブに、積極的にするようにしましょう。


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碧いうさぎは、生きる構えを作り直せるか。


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酒井法子 Best Selection



華やかな経歴を持った女優がひとり、去って行った。
大原麗子孤独死「のステレオタイプな見出しに、テリー伊藤氏は怒りをぶつけた。さらに一般の方々が「孤独死」に萎縮してしまうと訴えた。拍手喝采とはこのことだ。
大原麗子自身が選んだ終わり方に反して、「こんなものでいいでしょう」とやっつけ仕事が巷にあふれている。知る限り、テリー伊藤氏と同じ意見を聞いたことがない。


その一方で、同じ日、のりピーこと酒井法子逮捕というとんでもない事件が起こった。善良な心を持った人々にショックを与えた。ナニを信じたらいいのか、信じる事の危うさを植え付けたといっても過言ではない。
自ら出頭した酒井法子の対して、同じテリー伊藤氏が、今度は甘やかしすぎだと怒った。ひとりで解決しようとせずに、終始誰かのサポートを受けながら収束に向かうのりピーへの苦言だ。「犯罪者」の烙印を捺されてもなお、優しい視線を投げ続けるのりピー所属のサンミュージックプロダクション社長にも「その愛情が彼女をダメににする」と切って捨てた。厳しい言葉のなかにテリー伊藤氏の強い愛情が感じ取れた。


しかし、14歳に芸能界入り、デビューから挫折に至るニュース映像を観た瞬間、酒井法子に同情を禁じえず、愛情ある叱責は間違いでないけれど、疑いを持った。


マリリン・モンローを思い出した。

酒井法子は4歳で母と死別し、実の父親とも別居。親戚を転々としたという。つまり物心ついた頃から両親がいない状況で転々としながら暮らしてきたという。実の父親はその間別の女性と交際、結婚して一子を儲けている。彼女はその弟を知らなかったという。その父親とも18才で死別。


オーディションに落ちた酒井法子サンミュージックプロダクション社長が引き受けてデビューにこぎつけスターに押し上げた。
15歳の酒井法子の明るく朗らかな態度とは裏腹な悲しい実生活とのギャップは異様としか言えない。


自分を守るために、いい子になって生きて来た女の子は仮面をかぶることに慣れていたように感じる。仮面をかぶり続けた少女が、太陽なようなアイドルの仮面をかぶることは歌うことより、簡単ではなかっただろうか。
サンミュージックプロダクション社長は、芸能界における彼女の気遣いのあり方に触れて、信じてやりたいというようなことを言った。
それが間違いだと言う人もいるが、彼女に関していうなら、それでもなお、信じてあげることが必要なのだと思う。彼女を救い更生させる方法は、信じてあげることだと思う。


人には自分にも分からない「ブラックボックス」がある。どれほど人気があっても、生きるために演技を身につけた碧いうさぎには、本当の自分を知ったら人はみな自分を捨てると謝った確信を持ち続けただろう。持ち上げるだけ持ち上げて、一旦なにかあるとよってたかって叩く村八分的な攻撃に、彼女もさらされるのだろう。のりピーが確信したかった思い込み通りの結果になるかも知れない。今回の事件は未解決な問題がもたらす災いの前兆に過ぎないのかも知れない。家庭のイメージもなく、子育てのイメージもない人が平凡に生きることは難しい。イメージができない、普通が分からないのだ。今回の事件で、自分のこどもに自分のこども時代と同じ境遇を再現したことに、のりピーの身についた生きる構えがある。これこそのりピーのイメージだ。


しかし、負けてはいけない。助けを求めて、サポートを受けながら、ライフスキルを身につけながら健全な暮らし方を身につけていくことだ。


今回の事件の背景にどんなことあるのか分からない。どんなことがあっても、よくないことはよくない。それでも信じてあげることが大切なのだと思う。「よく、がんばったね。」と認めてあげることから、のりピーの再生は始まる。支援するファンに応える唯一は罪の償いを果たして本当の幸福、つまり自立・・・なれる最高の自分になることだ。碧いうさぎの戦いはこれからだ。


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酒井法子



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沈黙の10ヵ条

生きるとは自己表現だ。やすらぎは自己表現を円滑にするためのものだ。

やすらぎを求めて、旅に出たいと考えたりする。それが旅先であれ、馴染みの場所であれ、やすらぎを求めるなら「沈黙」することだ。上手な話し手になるより、親切な聴き手になるに尽きる。


希望の匂いは沈黙のなかに発見できる。沈黙する目的ははっきりしている。自分をもっとも自分らしく使うためだ。自分が心から希求することをアウトプット、つまり行動するためだ。



沈黙の10ヵ条

  1. 愛することこそ人間の重要な仕事だ。
  2. 起こった事実に意味づけするのは自分しかいない。
  3. いまはいつも、与えるため、許すための時間だ。
  4. GIVE&GIVENは実際にはTAKE&TAKEと同じだ。
  5. なにが起こっているのかを知るために聴くことに集中する。
  6. 聴き手に集中すれば、過去と未来を自分から切り離せる。
  7. 目の前の人との関係は両者ともに教師と生徒の関係だ
  8. やすらぎは傾聴による統合にあるが、否定は統合を妨害する。
  9. スキルアップは傾聴の連続で、恐れを手放す唯一の方法だ。
  10. 自分の内なる声を聴くことなしにアウトプットはない。

希望の匂いは、
アウトプットしているときに漂ってくる。



ダンスする時間、
それは互いの心を重ね合う時間。
ひたすら相手の心を声を聴く。
希望の匂いをまとって踊る。



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沈黙を抱きしめて。

この世界には、
使われなかった


新品のYES, や


人生が


溢れています。


それらをひとつひとつ拾いあげ、
いのちから声を注げば、
希望に変わると信じています



希望の匂いが


する人になりたくて、
沈黙を抱きしめて、手を合わす。


そして、また、沈黙を抱きしめて。




愛ピ



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